
「夏目アラタの結婚」5話の簡単なネタバレと感想、無料試し読みになります。
真珠がアラタに打ち明ける、決して口外しなかった秘密とは何なのか?必見です。
著者・作者 | 乃木坂太郎(のぎざかたろう) |
掲載雑誌 | ビッグコミックスペリオール |
発行元 | 小学館 |
ジャンル | サスペンス・ミステリー |
価格 | 90円 |
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夏目アラタの結婚 5話の簡単なネタバレ
アラタに秘密を打ち明ける真珠
アラタが秘密を公開してくれたことで、自分も秘密を打ち明けようとする真珠。
隠した遺体のありかとかだったら良いのにな、と思うアラタ。
すると、真珠は意外な言葉を口にします。
「今まで誰にも言わなかったけど、誰も殺してないんだ」
「無罪なの」
それは死体遺棄だけということなのかと、身を乗り出して真珠に聞く弁護士の宮前。
でも、真珠は自分の見方であるはずの宮前を制して、アラタにだけ話していると言います。
そして、ボクを信じるか信じないか、アラタに詰問する真珠。
真珠からの思いがけない告白を受けてアラタは、「そんなわけない、俺は信じない」と内心思っています。
でも、ここで信じないということが正解なのか、わかりかねているアラタ。
そして考えた結果、アラタは口にします。
「オレさぁ、式は神前式が良いなぁ」
ここから真珠に対するアラタの話術が始まります。
その会話は、真珠とアラタの結婚式で、真珠が美しい白無垢を着て晴れやかな世界にいることを想像させるものでした。
これに心動かされる真珠。
「すげえ綺麗だろうな」と続けるアラタ。
そして、アラタは真珠が「今」聞きたい言葉を予想して
「信じるよ、人を殺せる娘じゃないって、初めからわかってたぜ」
と決めの一手を放ちます。
アラタが本当に自分を信じてくれているのか考え込む真珠。
弁護士の宮前を落としにかかる真珠
ここで、真珠はターゲットを変え、弁護士の宮前に話します。
「今日のボク、すっごいおしゃべりでびっくりしたでしょ?」
これに対して、
「私の前では、お芝居してたんですね」
と言う宮前。
すると、真珠は続けます。
仕方がなかったんだと、自分は子供の頃からアラタとずっとおしゃべりしていたからだと弁解します。
正確には、アラタではなく、アラタに似た王子様と、虐待を受けて苦しいとき、つらいときに会話をしていたから、久しぶりにその王子様に会えたような気がして、ついついアラタの前では話過ぎてしまうのだと。
すると、元々真珠には同情的で本当に殺人犯なのか疑っていた宮前なので、この話には同情し、「良い出会いがあって本当によかった」と返します。
つまり、真珠は宮前が自分にさらに同情してくれるように仕向けたのでした。
この流れを真横で見ていたアラタはここで、ハッキリと気づきます。
品川ピエロこと品川真珠に殺された3人の犠牲者は、この弁護士のような男たちだったのかも…!?
ゾクッとするアラタ。
ここで面会は終わり、事務所に返るアラタ。
そして仲間の女子社員に真珠との話題に出た式場に、次回のためにパンフレットだけでも取りに行ってほしいと懇願します。
これを受けて、女子社員からここらが引き際だと諭されるアラタ。
そうこうしていると、アラタの携帯に宮前から着信が入ります。
「真珠さんの件で…、非常に奇妙な事実が判明しまして…!!」
夏目アラタの結婚 5話を読んだつばさの感想
アラタと宮前、真珠の3人で面会する見どころ満載の第5話でした。
文章のネタバレだけではちょっとわかりづらい5話だったのですが、高度な頭脳戦が繰り広げられているのは伝わったかな?と思います。
1度目の面会の時にアラタが「結婚しよう」と言うと「じゃあ出るね」と真珠が返したシーンがありますが、今回の面会が出所の伏線になっているものと思われます。
まずは弁護士の宮前から落として、真珠に有利な流れにもっていこうとしているものだと思いますが、この後の展開がどう転ぶのか楽しみです。
1話ごとに急展開になっていきますので、読み応えがありますよ。
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